ノスタルジーの魔術師と呼ばれる恩田陸の名作。2006年に映画化もされて話題にもなりました。 一昼夜をかけて90Kmの道のりを歩き通す「歩行祭」を舞台に、異母兄妹の微妙な心の変化を描いています。派手な事件が起こるわけでもないストーリーなのに、ぐいぐいと引き込まれ、一気に読み終えました。 実際に「歩行祭」の経験などないのに、一緒に一昼夜歩いたような不思議な気分になりました。 年代を問わずオススメできる一冊です。