別世界に飛ぶおはなし
村上氏の中ではねじ巻鳥に続き、大変ヘビーな読後感でした。ある宗教団体の事件が村上氏に徹底的なあるダメージを与えた(自分もそうですけど)・・と勝手ながら思いました。スタイリッシュな主人公の女性とチェコのヤナーチェクの不思議な音楽など、現実離れしていながら、リアルな世界が交錯して、いろいろと多角的に考えさせられるお話です。。視点を変えると大悪人も、実に悲しい人に描かれているし、正義を貫こうとする人にも深い迷いがある。裁判員制度もスタートするし、そういう見方を何故か感じさせられました。完結した印象よりも、続編があるのかどうか期待してしまいます。
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