長谷部誠著『心を整える。』幻冬舎

長谷部誠『心を整える。』を一日で読了しました。長谷部本人の人間性や行動はもちろんすばらしいが、この本を大ベストセラーにして、1億円以上の印税を東日本大震災­に寄付することになる陰の立役者はエディター(編集者)ですね。著者の魅力を最大限に引き出しています。見事なプロフェッショナルの仕事だと感じました。 長谷部については、家庭環境、恩師や周囲、自己の挑戦する心、運などが相まって現在の活躍に結実してると思いますが、「やっぱり」と思わせたのは読書量。ニー­チェ、孔子からアインシュタイン、トーマス・カーライル、太宰治、白洲次郎、日経「私の履歴書」の本田宗一郎、京セラ創業者の稲盛さんなどまで実に多彩で、しっか­り自分の糧にしています(気になった文章はノートに書き留めておいて読み返す習慣もあるそうです)。 人間の厚みの差って、もちろん実際の経験値に加えて読書量は欠かせない。改めてよくわかりました。ちなみに『心を整える。』、は前述のようにエディティングが完璧なので、ふだん本を読みなれていない人にもお勧めです。とても27歳とは思えません。修羅場を数多く経験した立派なプロです。敬服。