話題の書、まして映画化等された本は手に取ることを躊躇するあまのじゃくなのですが、ずっと気になっていた辻村さんの書、それにテーマも興味あるものだったので購入……ご多分に洩れず感動、しました。
依頼者側、使者、どちらの視点からもその日その時を迎える描写にすっと寄り添えて、涙がにじむこともしばしば…。
個人的には「親友の心得」の章がとても辛く切なく…二重三重に後悔と赦しを請わざるを得ません。
生者と死者とお互いにとって会うことが正解で、より幸せになるための橋渡しが使者であってほしいと願いつつ読み終えました。月並みですが人と人、心と心がツナガルことの大切さ(難しさも)を考えさせられる一編だと思います。
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