テーマはいい

朝井リョウさんの作品は正欲が初めてです。 今年映画化され話題の今作。 まず読み始めて驚いたのが、独特なページ構成。 「?」と読み進めていくと… 見えてくる「性」についての多様性。 そして、マイノリティの中のマイノリティ。 テーマやアイデア、展開は素晴らしく、珍しさもあってか途中で挫折することはなかったです。 一方で、登場人物すべてに共感ができず、読み進める事が少し大変だった…というのが正直な感想。 パーティに参加する者たちの悩める「性癖」について、マイノリティの中のマイノリティだから悩んでいるの分かる。 ただ、その「性癖」自体で困り、深く悩んだ事はあるのか…? それが書かれていない為に、共感できないのかもしれないです(ラストとは別に、成長段階で)。 最後の解説は綺麗にまとめてあり良かったです。