自衛隊三部作と呼ばれる中で一番好きです。
秋庭と真奈の関係は最高に羨ましいです。
塩害という世にも恐ろしい事態があってこその物語ですが、
そんな非現実的な中でも二人は普通なんです。
普通に恋しているんです。
まだ秋庭が優秀な自衛官だと知る前のエピソードトモヤ編では
一瞬目を背けたくなり読むのを止めてしまおうかと、
思ったこともありましたが捨てなくて良かったです。
それを超えるともう先が知りたくて知りたくて堪らなくなりました。
ノブオ編や樹里編も海や空のようにまた子供が面倒くさいな、
と思っていたら見事に秋庭と入江がこてんぱに負かしてくれたので、
スッキリ、面白く読めました。
最後の「旅の終わり」になる頃にはもっとこの二人の世界をみていたくて、
終わってしまうのが非常に名残惜しかったです。
人物像については、秋庭が海の夏木と冬原を合わせた感じで、
真奈は海の望、入江は海の烏丸と空の春名を合わせたって感じでしょうか。
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