Amazonの方のレビューではかなり激しい酷評も多数ついていて面白いものですね。絵や内容への好みは分かれると思いますが、私は何でも「良いとこ取りでいい」というスタンスのせいか、けっこう楽しめたし、とても得るものがありました。個人的には特に「人間分子」の部分に考えさせられました。自分視点で見ると、一見、嫌なクセのある人間など色々な人が世間には沢山いますが、色々な性質の人がいて世界が出来上がっており、それによって生かされているという事実について、改めて深く考えるチャンスも持てました。あと、物語の最後の方で主人公が経験する大きな「挫折」を見ていると、仲間の中で主人公のように最も志が高そうな優等生ほど、「大きな事をしなきゃ」という気負いも強く、いざとなると自分の心が作りだすプレッシャーに潰される事もあるよなあ~・・・と改めて気づかされました。80年前の子供達の間にも陰湿なイジメ問題があった事もこの本のお陰で初めてリアルに実感できました。親戚の中学生にプレゼントとしても渡しました。