「空の中」「海の底」を読んだ方にはぜひお勧め、両方の作品のその後のお話が収録されています。 自衛官のラブストリー短編集です。全部の作品がお勧めですが、「ロールアウト」は、まったく畑違いですが何かユーザの求める物を開発する職に身を置いていた立場としては親近感を覚えます。特に主人公が若い設定ぽいので開発に対する理想と現実に苦悩する姿と戦う姿は、自分自身を見つめなおす良い機会を与えられたと思います。 タイトルにもなっている「クジラの彼」は「海の底」冬原が登場しますが、「海の底」を読み終わった後よりも冬原に好感が持てます。