自分の中のベスト10入り!

連作短編というか長編連作というか、周りの友だちをそれぞれ主人公にした短編集で、それぞれに繋がりがあり、全体で一つの物語になっている。構成自体もすばらしいが、内容が良い。小学生から大学生までが短編の主人公だが、子どもは時として大人よりも残忍で、決してクリーンな物語ばかりではない。ハッピーエンドとまではいかなくとも、どこか「あーよかった」と思えるような救いのある終わり方。これまで人生で読んだ中でベスト10には入る名作。受賞作でもヒット作でもないけれど、色んな世代の方に読んで欲しい。