全章通して本当に素晴らしいです。
軽快なタッチで重たい社会問題などをサラッと書いて、「ちゃんと考えなさい」という押し付けがましくなく「気づいて考えたい人は考えてみたら?」っていうスタンスがとっても素敵です。
特に私は「恋の障害」「美女の微笑み」がとても印象的でした。
「恋の障害」の章はアニメでは意図的に割愛された章で、小牧を助けにいく中途失聴者の少女の言葉は本当に心を動かされます。この章に登場する「レインツリーの国」も有川浩が後に執筆しているので読みたいと思います。
それと恋する乙女心と男のプライドについて語る郁に共感してしまいます。
「美女の微笑み」の章は報道・メディアのあるべき姿って!?ちょっと考えてしまいました。そしてそれを飲み込む人間の姿勢。
また、柴崎の心の内がちょっと見えます。「うーん、美人って大変」って簡単な感想と、もう物語りに入り浸って考えると「郁に出会えてよかったね」って思ってしまいました。
本当に面白い。そして今後の主人公の恋の行方を一番気にしてしまう巻でした。
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