国語の教科書に

恩田陸さんの作品を初めて読みました。国語の教科書に出てくるような文体ですね。ちょうど試験問題に出そうな感じの部分が全篇にわたっています。部分部分の答えがすぐ近くに書いてある親切さは恩田さんのまじめさが顕れていますね。狡さがない(技巧を凝らすことのない)筆致で一点の謎解きのみに向かって書いていくのは逆に難しいことかもしれない と思わせられました。