やっぱり東野圭吾にハズレなし!
「引退発表」も含め、小説すばるに連載中から、ずっと読んでおりましたが、今回、再び一気に読み直してみて、「引退発表」の配置といい、巻末の書き下ろし広告といい、絶妙の内容に感服しました。怪笑、毒笑、黒笑ときて、次はどんなタイトルになるのかなと楽しみにしていましたが、ははあ、なるほどって感じです。ただ、4笑の中でも、ぐっと来る部分が一番多いという意味では、3月に出る「ナミヤ雑貨店の奇跡」にも通じますが、東野流筆捌きに、より深みのある温かな人間性が豊かな実りとなってきたように思います。実にいいです。本はもちろん、雑誌や新聞等に載っただけで本には収録されていないエッセイや対談、インタビューや書評、他の作家の本に掲載された解説なども含め、活字になった東野圭吾のものは全部、読みましたが、「やっぱり東野圭吾にハズレなし!」は、今回も美事に更新されました。
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