物語が1つにつながる面白さ

一見別々の事象に思える11の物語が、最終的に1つの物語に収束していく過程は爽快です。11の物語も、それぞれに興味深い間取りが出てくるので、単独でも面白さを感じられます。400ページ超えの超大作なのに、全く無駄な部分がありません。全てミステリーに関係のある話ばかりで、ダレずに最初から最後まで謎解きを楽しめます。無駄話や恋愛要素で尺稼ぎをしないのに、これだけの大作をかける力量に感心します。リアリティに関してはやや強引な部分もありますが、エンタメとして十分の楽しめました。