和風総本家という番組が好きでよくみているのですが、その番組には時々日本の伝統工芸などの職人に密着する企画があります。 この本を読んでいると、もしかしたら、この国の復活のカギは、もう一度ああいう一朝一夕には身に付かない技を持った伝統的な職人さんたちを経済の主役に据えることにあるのではないかと思ってしまいました。 ひとが「働く」というかたちにおいて、企業という大きな組織の小さな歯車を指向するのではなく、小さな集団における大きな役割を指向するというある種、家内制手工業的な考え方がまた見直されてくるんでしょうか。 この国自体、人口五億やら十億やらの新興国が台頭してきた世界から見れば、もはやすでに「小さな集団」なのですから、これまでのような「大きいことはいいことだ」という発想だけでは身の丈に合った活躍はできないのかもしれません。解釈間違ってるかなぁ。