介護に疲弊する嫁、24時間育児に取組む若い母親、そして外で仕事する人としてだけ存在し家庭内に目を向けようとしない夫たち、平凡な日常に侵入してくる善意の隣人…全ての登場人物の心情表現にフィクション感がなく、まさにこういう体験をした人が書いてるのか?と思うほどの臨場感があった。特に後半からはページをめくる手が止められず、一気に読んでしまった。進んでいく物語はすごく気持ち悪くてすごく怖く、そしてものすごく腹立たしくもある。 これ、映画化したらかなり面白いだろうなーと思った。