リトル・アリョーヒンの脛毛

さて久しぶりに小川洋子作品です。 今年はまだ1冊も読んでおりませんでした。 この作品も買いそびれたので 文庫版がでるのを待っておりました。 内容は「チェス」を主題にしたものでした。 勿論、チェスを知らなくても物語は楽しめるようになっているし チェスの奥深さを知らされる側面もあります。 また主人公リトル・アリョーヒンの風貌が気になって仕方ありません。 生まれつき唇が塞がっていたため 脛の皮膚を移植して唇の代わりにしたのだが その唇から脛毛が生えてくるという少々不気味なものです。 読み進めながら その唇がどうなっているのか 実際に見たらどんな印象なのだろうか と、物語よりそちらに頭がいってしまいます。 そして 物語自体は・・よくわかりません。 想いをもつ女性ミイラや老婆令嬢との関係も 淡々と描かれており、行き着く先がみえません。 さらに最後に主人公のあっけないほど静かな死。 結局この作品が物語として 何を描きたかったのかわかりませんでした。 チェスの深い世界については勉強になりましたが。。。 ん~、、それだけかな、、感想として残ったのは。。 ん~、、期待していたんですけどね。 次に期待します。