東野ファン必読です!!
私はこの本を読んで、まず宿業だなぁ・・・と感じました。
宿業は自分の意思とは関係無く、同じような事につまずき苦しんだり、
わかっているのにやめられない・・・って言うのもその一つだけど、
人間が元々持って産まれて来た、良い方向に行く性質と、悪い方向へ行く性質
それは簡単には変えられない物なんだと思います。
主人公と、友人、産まれた境遇の違いから始まる一生をかけた宿業のからみが
この小説の醍醐味だと思います。決して逃れられない宿業・・・
読んでいる人によっては、なんでそんな風になっちゃうの?とか
何回騙されるの?どうしてそこで止められないの?とかイライラする人もいるかもしれません。
でも、先を読み勧めたい衝動は止められないのが東野作品です。
私も実際読んでいる途中であまりの業の深さに疲れてしまいました。
壁|〃´△`)-3ハゥー
でも、先が読みたくなるのです。どうなるの?分かってる気もするけど、そうなっちゃうの?って・・・
読み終えた時はなんとも言えない脱力感が襲って来ました。
誰もが殺人を犯す可能性はあると思うのですが、そこまでに至る気持ちが
この本を読んでいると分かるような気がします。
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