『迷路館』という題名だけで、いかにもカラクリを感じて惹かれてはいたけれど、ギリシア神話を絡めていたとは知らず……この世界観、本当に好きです! ミステリとしては、やっぱり犯人はあの人だし、あの描写はそういう事だし、ミステリとしてはこんなものか、と途中ついつい思ってしまいました。でも、満足させてくれますね!館シリーズ3作目にして、あぁ、これはハマってる読者が多いはずだわ、と完全に納得しました。今のところは『迷路館』が1番好きですが、シリーズを読み進めるにつれ変わっていくのかなぁと、しばらくワクワクできそうです。 それから、新装改訂版解説に作中に出てきた悪魔の折紙の写真が載っていて感動しました。紙で作ったとは思えないくらいなのに、紙で作ったからこその細やかさ。いつか作ってみたくなりました。