やっとここまで来た…しかし。

18年ぶりの十二国記は正直、読んでいて時々息苦しさを覚えるほどに、その登場人物の苦悩にのめり込んでしまいました。そもそも一巻目から壮絶で、もがいて苦しみ打ちひしがれ、それでも諦めずに顔を上げ前に進もうとする姿に「もういいよ、もう解放されていいから」と言いたくなる。今回もまたそうしてやっとたどり着いた場所はけして「幸せに暮らしましたとさ」では終わらない。王として人々の上に立つということの責務の重さ…政治家は全巻読め!!と言いたいくらいです。ファンタジーだけどファンタジーでは終わらない、そういう物語です。私も一巻からまた読み返しに取りかかりたいと思います。