「西の魔女が死んだ」で香歩さんワールドに夫と共に魅せられました。植物の知識の広さには驚かされるばかり。お伽噺仕立てで、老若男女問わず読める作品ですが、不思議な世界に導かれつつそこは私たちが日常意識しない現実でもあり、実はとても奥深い内容で、人間が生きていく上でのガイダンスのような、謎解き話のような。読み手や年齢ごとに、また読み返す度に、受け止め方や発見するものが異なるのではないかと思い、そういった点からも面白い小説です。折に触れ、読み返したい本です。