淡々と。でも衝撃的。そんな事実がある。

お金の動きによって,こうも人は苦しめられるのか。そう感じさせられる書。極一部の持つ者と多数の持たざる人々。 持たざる人々はその日を如何に生き抜くか。それが持つ者の「ビジネス」を支えてしまう現状がよく分かる。 お金を持つ者を単に嫉妬しているわけではありません。多くの人を犠牲にするお金の流れから脱し,多くの人に喜びを与えるお金の流れを導くには,自由と秩序を再考する必要があるのでは。自由といっても,人々を不便にする無駄な規制は省くべきだし,人々を不幸にするわがままは抑える。そんな時代を望みます。 などなど 最近,中身の薄いかみごたえのない新書が目立つ中,色々考えさせられる良い本と思いました。