さすが村上ワールド

一角獣が生息し、壁に囲まれた街、世界の終りに入ることとなった僕が街の持つ謎と、街が生まれた理由を捜し求める物語である「世界の終り」と、近未来と思われる世界で暗号を取り扱う計算士として活躍する私が、自らに仕掛けられた装置の謎を捜し求める物語である「ハードボイルド・ワンダーランド」のストーリーが交互に進んでいき、全く無関係かと思っていたら、最後に結びつく。村上春樹ならではの隠喩の巧みさにはいつも驚かされます