スポーツなどの「才能」と「遺伝」をテーマとする物語です。主人公の女性は遺伝的に恵まれ、努力を続けられる性質も持ち合わせている人ですが、それでもやっぱり、彼女が小さい時から手とり足とりスキー競技の基礎を教えてくれた(血のつながっていない)育ての父親の存在が一番大きかったのだろうという気がします。遺伝子の問題だけなら(合法かどうかはともかく)体外受精などの手法で何とでもなる(?!)わけであり、そういう意味では彼女にとって、育ての父親が「たった一人のお父さん」なのだろうと思いました。