古くから医療効果を認められ、湯治場として名高い名湯の俵山温泉ですが、この地域の宿は、基本的に宿の中にお風呂は無く、外の温泉施設に浸かりに行きます。公共の温泉を取り囲むようにたくさんの宿が並んでいて、どこに泊まっても、橙色の街灯に照らされる懐かしい路地を数分も歩けば、西日本一のお湯に到着できます(温泉番付で、貴重な横綱に認定されています)。宿の浴衣とぞうりで歩くだけで気分はノスタルジー。昭和を知らない世代も懐かしい気持ちになると思います。こちらの「たまや旅館」さんには、2023年10月に宿泊しました。室内にきれいな洗面所があり、洗面などに便利でした。お布団はふっかふか。シーツはパリッと清潔。トイレは男女別で共同ですが、最新の洋式トイレでして「ウチよりエエわ」。女将さんは、気さくで親しみが持てますが、グイグイくるタイプではないので、あまり人付き合いが得意でないお客さんも、居心地よく宿泊できると思います。(私は地域の方々と触れ合ったり、昔話を聞いたりするために行ったので、女将さんにも積極的に話しかけたため、いろいろお話いただきました)。できるだけ沢山の方とお会いしたかったので、素泊まりにして、食事は外に行きましたが、定休日や臨時お休みのところもありました。外食される方は予め調べておきましょう。最後に、俵山温泉はお湯の質は最高ですが、お客さんは昔より減っているようで、閉鎖されているお宿も目立ちました。地域の方々とお話しましたが、公共の湯も維持費にご苦労されているようです。入浴料は数百円なので、旅行される方はあまりケチらず、ぜひ何度も味わって、腰痛を緩和し、美肌になってください。帰りながらまた行きたくなります。
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