景勝地の厳美渓から国道342号を栗駒山方面へ進んだところに建つ一軒宿で、複数の棟からなる規模の大きなお宿でした。JR一ノ関駅から送迎をしていただけて、とても助かりました。
間口は広くないものの奥行きがかなりあり、カーペット敷きの館内は段差もなく、古くからの建物のようでしたが色々と修繕をされているようでした。
部屋は奥の離れ的な棟の山王亭でしたが、廊下には暖房がなくて棟自体が底冷えするような感じがありました。和室の部屋はトイレとバス、洗面台がそれぞれ別になっていて使い勝手もよく、エアコン以外に灯油ファンヒーターが置かれていて、足下の冷えにはとても効果的でした。ただ、用意されていた羽織が袖なしだったのですが、まだ積雪が残っているような時期でしたので、袖のある羽織のほうがよかったのではないかと感じました。
温泉は無色透明で内湯には熱めとぬるめの湯船があり、入っていると肌が突っ張るというか膜ができるような感じで、ついつい長居をしたくなるお風呂でした。露天の岩風呂は季節柄雪よけ?の板で覆われていて、展望などがまるで望めなかったのは残念でした。また、湯船内に踏み台としてなのか岩がいくつか置かれていますが、覆いなどのせいか薄暗く湯船の底とも同化していて岩の段差に気がつけず踏み外しをしました。もう少し明るい色の岩のほうが視認性が増すと思います。
夕食は前沢牛の鉄板焼きとすき焼きプランにしたのですが、いずれもかなり脂身部分が多く、すき焼きのスライス肉などは半分が白い脂身だったのは、ちょっと気になりました。前沢牛はサシではなく脂身がウリなのでしょうか。
朝食はバイキングでしたが、人員削減なのか係りの方がほとんどおらず、システムの説明も一切ありませんでした。
ひとつ非常に気になったのは、朝の入浴は9時までとなっていたので8時45分に大浴場へ行ったら、既に清掃の準備が始まっていたことです。幸い入ることはできましたが、温泉を楽しみにしているとついつい入りたくなります。入浴時間と表明している時間帯は心置きなく入れるようにして頂きたいな、と思いました。
とはいえ、従業員の皆さんはすれ違うと挨拶してくれるなど、総じて丁寧な対応であり、全体的に居心地の良い雰囲気で、のんびり気ままに過ごすにはとてもよいお宿でした。
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