各設問には最高評価をしていないところがありますが、総合的な満足度はとても高いものとなりました。
十勝川温泉の歴史とともに歩んできた老舗旅館の矜持を感じました。
現代的視点で見れば新しく建てられたホテルではないため刮目するような美観や荘厳さはなく、近年のインバウンドに呼び起こされたような感嘆するおもてなしかあるわけでもありません。
しかし、館内がキレイに整えられていることは当然としても、森の中にいるかのように時おり流れる鳥の啼き声、室内は使いやすさを優先したと思えた大切に使われてきた昔ながらの調度品、目の行き届いた職員の皆様の明るくも抑えられた対応、期待どおりの食事内容など、およそ気がついたことの全てが「ちょうどいい」と感じられました。ホコリも含めて何一つ浮いていません(笑)。
ずば抜けていなくて良い、よく考えられていたり、よく配慮されていること、これが日本人が求め求められてきたもてなしの真意であろうと思い至りました。(昭和の部屋を再現した区画もあり)人生を豊かにするのは最新のものではなく人とともに歩める佳きものなのだろうと。
キレイなホテルではなく、居心地の良いホテルを所望の方にお勧めします。
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