1枚目の写真は12月の初めに降った今シーズン初の大雪です。 冬の高山らしさが出ているいい景色です。 私がよく泊まる部屋から、位山方向を写しました。 2枚目の写真は奥さんが作った秋餅です。 秋に稲刈りを終えて鎌納めをして、農作業を手伝ってくれたご近所にあげるそうです。 昔は結(ゆい)といって、互いに助け合いながら暮らしていた時代の食べ物です。 小豆に味を付けずに煮て、お砂糖をのせて、熱いお茶をそそいで食べます。 これは水野家に代々伝わる食べ方ですが、家々にはそれぞれの食べ方があるそうです。 もち米と小豆にお砂糖にお茶、いろりの炭火を眺めて食べると、これが驚くほど美味しいんですね。 3枚目の写真は黒米とレモンとお塩のごはんです。 何だと思うと聞かれて、シソ味と答えてしまいました。 こんな斬新な食べ方があるんですね。 高山の郷土料理と水野家の伝統と奥さんの創作が混じったお料理は、ここでしか味わえないものです。 料理にまつわる昔話を添えてくれるのが、また格別のおもてなしです。 みづの荘に素泊まりで来られている方に、奥さんは「ごはん食べたのかい?」と尋ねつつ、秋餅などを差し入れしています。 私は部屋でそのやりとりを聞きながら、思いやりや助け合いといった結(ゆい)的考え方で暮らすことが社会を温かにしていけると思いました。