昭和の香を残す湯治宿。三階建ての作りでエレベーターはありません。 駐車場がわからなかったので旦那さんに尋ねてみたところ、それ以外にも懇々とした説明を頂戴しますが、やや一方的な感。そこはいろんな人間が訪れるだろうからやむを得ないでしょう。 食事に関してはグレードアップでお願いしたため、充足感が得られました。お料理に関しては説明を頂けなかったものの、明けの朝市にて使用されていた食材が並んでおり、あ、これはあの食材だったのか、というようなパズル感覚で個人的には愉しめました。 肝心のお湯は、やはり肘折、やや熱め。ただ、浸かっているうちに体が慣れてきて全身にくまなく血が巡る感覚が。驚いたのは先月あたりから腰にしこりのようなものができて中々に厄介だなと思っていたのが、一晩浸かって泊まったら全快しました。うそでしょ。すげぇ。 肘折は三軒目ですが、フラットな目線で見るとこちらのお宿は正直若干癖があります。もてなされたい・サービスで癒されたいという方には正直お勧めできません。ただ、旦那さんも塩対応が基本ですが、ツナギを着て下膳に精を出されていたり、ちらっと見える人間っぽさが独特のアクセントを感じました。ええ、お湯は素晴らしいのですから、また「湯治」にうかがわせてくださいな。