ひとり旅で宿泊。 白馬村内のこの価格帯のペンションには何度かお世話になっているが、部屋は個別で、風呂が付いて冷蔵庫や電子レンジ、キッチンも自由に使えるとあればそれ目当ての方にはかなりコスパは良いと思う。 しかし、料理を必要としない自分には無意味だったし、むしろマイナスにはたらいた。 隣の部屋の客(中年夫婦)は連泊しており、料理をがっつり作るタイプ。 私がチェックインをし共同の冷蔵庫を開けると部屋から出て来て話しかけられた。こういう民宿によくあるフレンドリーさ…というのでは無く、ただ自分達の食材を盗まれないかと監視されたようだ。彼らがやたらと幅を利かせてキッチンや談話スペースを占拠しているので、こちらは談話スペースのテーブルに自由に飲めるように用意されているコーヒーすら飲めず、談話スペースの先にあるトイレや洗面台にも自由に行けず、部屋から殆ど出られず、ただ見ず知らずの他人の話し声に我慢して過ごすしか無かった。 さらに彼らはドアを投げているのか開閉の音がいちいちとてつもなくうるさい。 仕方なくテレビの音量を少し大きくして早々に休むと、いつの間にかテレビが消えていた。 彼らからクレームが入り、オーナーが夜中に部屋に入って消したのだろうか?テレビにタイマーは付いていなかったので謎のままである。 朝も談話スペースを陣取る彼らのせいでトイレにも洗面にも行けず、朝食に食べようと買っておいたタルトをコーヒーと一緒に楽しみたかったのに、それも叶わずチェックアウトとなった。 宿自体は清潔にされているし、オーナーの努力が感じられる。 しかし、外出時の鍵の置き場といい、談話スペースの位置といい、風呂場の窓といい、客のプライバシーを軽視してる感は否めない。(鍵置き場が不安で外出の際は着替以外の荷物は全て持って出た。)部屋のゴミ箱が使用不可なのも不便過ぎる。 ただただ、居心地の悪い時間だった。 旅行をして初めてホームシックになった。 ひとりの方が複数人よりも宿泊料金が高いのに、こんなにも寛げないなんて。 特に女性のひとり旅には向かない宿だということだけはハッキリしているので、ひとり旅で利用をお考えの方はご参考までに。(隣の中年夫婦にとっては最高の宿になったことでしょう。)