和のオーベルジュでした。
和洋折衷のお宿が多い中、久しぶりに純日本旅館を堪能しました。
館内の至る所にお花が活けてあり、お部屋でも立派に飾られた床の間の他に、洗面所やお手洗いにも1輪挿しが設えてあって、温かな心配りを感じます。
大きくまた曇りひとつなく磨かれた窓からは新緑が眺められて、お部屋を明るく広く感じさせてくれます。
夜も朝も、1つ1つ丁寧に作られたお料理は、頭の中に「中庸」という言葉が浮かぶ、素材と調理法や味付けなど何もかもがピタリと組み合わさってる見事さを感じました。
久しぶりの王道の和食をいただき、感謝したくなります。
公式サイトで名物料理がいくつも載っていて、全てとても満足するのですが、甘いつくねの作り方には驚きました。どうぞ現地で味わってみて欲しいです。
温泉は、最近は草津の力強いお湯にはまっていましたが、湯河原の迎え入れてくれるような柔らかでまろやかなお湯も非常に和み、体がほぐれることを実感できます。
1つ惜しいのは弱い水圧のシャワーで、洗い流しに非常に時間がかかり、洗い場も3つと少ないので他の人に気を遣うことでした。
ちょっとした隙に何も言わずとも浴衣のサイズを整えてくれたり、何を伺っても立て板に水、少数精鋭のプロの安心感を味わいました。
お宿のどこを見ても隙のない美しさではありますが、堅苦しいところもない、とてもリラックスできた一泊でした。
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