今さらですが、紅葉の時期にお世話になりました(紅葉、きれいでした)。
首都圏から新幹線や近鉄特急を乗り継いで吉野駅へ。坂を上り、蔵王堂も過ぎて吉野館さんの看板が見えてくるとホッとしますし、ほっこりします。「あー、帰ってきたんだなぁ」と、しみじみ嬉しくなるのです。こういう感覚、他のお宿では湧いてきません。
そう思えるのは、女将さん・若旦那さんはじめ、吉野館さんの皆さんが築き上げてきた、アットホームな温かい空気感に、毎回癒されているからだと思います。たとえ日常生活に疲れてやって来ても、一晩経てば「明日からまた頑張ろう!」と、生まれ変わったような気持ちでチェックアウトできます。
修験道には「擬死再生」という考え方があるようですが、私は修行もせずに、吉野館さんで一晩お世話になっただけで、気持ちよくリセットされています。そういう意味では、私にとって吉野館さんは、蔵王堂や水分神社のような「パワースポット」なのだと思います。
…と書くと高尚なお宿のように思えますが、私が抱く吉野山への神聖なイメージを、適度にブチ壊して現実に引き戻してくれる、女将さんの楽しいリアル吉野のお話に、毎回大笑いしています。
次回は新緑が美しい、春の御開帳の時期に帰ります!
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