当方52歳女性。そういえば私が若いころはこの様にお部屋食でお布団の上げ下ろしも来てくださったものだと、昔を思い出す方式の宿でした。お部屋係のお二人とも聡明でとっても感じよく、また廊下ですれ違うスタッフの方も挨拶が気持ちよく、帰路は私一人なのに駅まで車でお送りくださり、本当に本当に気持ちの良い日本古来の日本人ならではのおもてなしの心を久しぶりに堪能させて頂きました。お食事も細部に心が籠り、品数合わせの奇抜な八寸や形だけの天ぷらなど一切なく、素材も吟味されていて大変満足でした。本当にありがとうございました。
なのにもかかわらず私は二度と利用はしません・・・。
一つは「私がそのサービスを求めていない」為で、もう一つは「インフラが古い」為です。
「私がそのサービスを求めていない」については、久しぶりのお部屋係さんが対応くださる方式を面倒に感じました。何度も係の人が部屋にコンコンと出入りし、その度に返事を返し、食事や床の準備の際、少なからず余所行きの顔をするのは面倒でした。このお値段は「個室食事処」「部屋に半露天風呂」程度の価格帯ですから、私はそちらの方を選びます。
「インフラが古い」については、とても清潔に維持されていますがやはり古いです。部屋は網戸が木枠の為隙間が空く、窓のカギがねじ式で開け閉めが面倒(平屋)する、トイレや洗面所も暗く古く狭い。現代人必須のスマホ系のコンセントなどの配慮が無い、使いまわし爪切りの設置は不衛生に感じる、大浴場も湯船の木の床がぬめる、脱衣場に給水器もトイレも無いなど、通常慣れているインフラと比較して受け入れ難く感じました。
また、ドリンクリストにあるワインはボトルのみで、価格帯が概ね3万~5万とエノテカのワインリストを彷彿させる様な半世紀前(の持ち込み不可バブル時代の賜物)を感じました。
これらを風情があるとお感じの方もおありでしょうが、私はホスピタリティマインドだけが高い時代錯誤な旅館と感じました。一つの受け止め方として、利用予定の方の参考になれば幸いです。
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