こじんまりとした宿ですが、 ご主人夫婦の全く無駄な干渉ない、 さりげない最小限の応対にとどめた気配りが素晴らしい。 一筋違いに日本を代表する名宿『俵屋』『炭屋』がありますが、 わずか数室の「石原」の、 黒澤明監督が映画「影武者」の想を練った部屋にくつろげる心の充実感、 静かさは何とも言えません。 早めに入って、気を落ち着け、 近くのなじみの名店で夕食、そして町屋BARでくつろぐ、 門限11時がほどよくありがたいです。 なにより、 お世話いただく女将さんが、程よい距離感で接してくださり、 朝食も自宅のようにくつろげました。 今回は祇園祭り宵山の前夜に一泊のみでしたが、 次回は、日暮れも早い、 しんしんと冷え込む厳しい冬に訪れたいと思いました。 京都の宿の矜持を感じました。 ご主人夫妻の人柄がとても安堵させてくれます。