チェックイン予告時間は守らねばならないのに、富士登山の疲労から失念してしまい
早く着きすぎてご迷惑をかけました。すみません。
ほぼ無作為に選んだのですが、宿泊しての感想は「世の中にこんなペンションがあったのか」
に尽きます。ホールに巨大なタンノイのフロアスピーカーがあり、「今夜はおひとりだから
ご自由に」とのことでモーツアルトの室内楽を堪能できました。
高価で発売時わたしには手が出なかったブラッサイの写真集「夜のパリ」や「辻まこと全画集」
を「部屋に持ち帰って見てよい」と言われうれしかったです。
割り当てられた客室の立派な本棚にヘルダーリン・ヴァレリー・ヴァージニアウルフ・片山敏彦
などの全集・著作集、ゴッホの書簡全集などが並んでおり、これまた呆然。
文学・音楽の愛好家には夢のようなペンションで至福の時を過ごせましたが、今後、団塊の世代
が退場していくことを考えれば、美しい夕焼けを見た思いです。
このペンションに李商隠の詩を捧げます。
向晩意不適 驅車登古原 夕陽無限好 只是近黄昏
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