味のある古民家風の家屋を利用した母屋に一部屋と、離れに二部屋、全部で3室の旅館。夫婦で切り盛りされるのに最適の規模にされているとのこと。贅沢なものは何もないが、到着した時からの会話でご主人のおもてなしの心が感じられた。離れの部屋に宿泊。二人目はエキストラベッドだったが、寝心地は悪くなかった。 お風呂は、近くの温泉施設に送迎あり。行きの車の中では温泉施設活用のマル秘テクをジョークを交えて教えてくれた。 食事は小規模な宿にもかかわらず、三種類のメニューから選ぶ。量は多くないが味わい深い料理だった。そして、ひそかに期待していたマジックショー。宿泊客を楽しませたいとのご主人の気持ちで始まったマジックだそうだが、内容は本格的。目の前で繰り広げられても、仕掛けも種も見破ることはできなかった。特にスプーン曲げは、私自らの手の中で、固いスプーンがまるで水あめのように曲がった時は、一瞬ありえないことが起きたと「ゾクッ」とした。朝食は、早朝から高野山に上る人を前提に、冷蔵庫の中にゆで卵とサラダ、厚切りのトーストとマーガリン(トースター有り)、コーヒーという簡素なものだった。