鍵が無く、「まるでSFアニメの出てくるようなドアの開け方」に、内心、大盛り上がり。若いデジタルネイティブが齢を重ねたとき、一番しっくりくる「やすらぎ」のスタイル、未来には当たり前になる旅のスタイル、そんな印象です。
だからこそ、昔ながらの接客を求める方には、「若い人向けね」との感想も多いと思います。私自身、食事時間事前予約のリミットが迫る中、ウェブの読み込みがうまくいかず、大いに焦りました。ただ、訊けばいいことです。「スマホ」がネック、と全体にネガティブな印象に繋がったとすれば、残念なことです。ここに何を求めるか、ということに尽きると思います。例えば、温泉としては旅情が足りないけれど、貸し切りのサウナは非常に魅力的に思えました。清潔感があり、内装も素敵です。
ホテルの名誉のために言えば、殊にお料理については丁寧なお仕事ぶりが窺えて、大満足でした。一つ一つが本当に丁寧。美味しいものを少しずつ、という大人需要にぴったり。ただ、最後にご飯が出てくる伝統的な会席料理のスタイルではないため、違和感を感じる方も当然いらっしゃると思います。
これも、翌日の朝食には宮城県産米の食べ比べが控えていて、これを楽しむための演出だと思えば合点がいきます。夜には白石温麺とパフェが提供されましたが、これもまた良かった。仙台のホテルの朝食と言えば内容は「長茄子、笹かま、ずんだ」と、だいたい想像がつくところですが、既製品が無い。大人が休養するには十分に満足度が高いです。
小さなホテルだけに、行き届くサービスもあります。バーの女性が「ウェルカムドリンクを召し上がりましたか?」とわざわざ声を掛けてくださいました。入館直後でもないのに、です。しっかり目配りしていらっしゃる。大きなホテルではあり得ないことです。
「設備」として、公式サイトの使い心地だけは、改善を望みます。
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