吉野山の中千本に建つ、非常に歴史ある古くからの純日本建築に加え増改築を繰り返して和モダンが同居する、とても規模の大きな見事なお宿でした。 本館、東館等々複数の建物が傾斜地に入り組んで建てられており、迷路のような館内の散策も楽しいものでした。 敷地の奥には庭園があり、泊まった時にはまだ枯れ木のような感じでしたが、若葉や紅葉シーズンはきれいであろうと思う造りでした。 二食付きの会席プランで、色々な料理が並びおいしいものでしたが、料理の提供順がテーブルによってバラバラだったり、置かれている食器に洗いきれていない汚れが付いていたりと、厨房が混乱している印象を受ました。 この吉野山の地で、お風呂は大浴場や露天風呂もあるなど、とても贅沢でした。ただ、部屋数に比しては圧倒的に狭いので、理想をいえばもう少し入浴可能時間が長めだとありがたいと感じました。 一点問題があったのは、売店で色々と購入した土産物のうち「米菓きりこ」の賞味期限が2ヶ月弱過ぎていたことです。さすがに販売していいレベルではないと考えますので、販売商品の管理の徹底を求めます。 歴史と非日常を感じることができ、従業員の皆さんの対応もよく、食事もおいしくて、古いとはいえアメニティなどに不足はなく、吉野山の中千本という立地は非常に便利であり、料金としては決して安くありませんが、機会があればまた利用してみたいお宿だと感じました。