江差線乗り歩きの後、小樽観光をしようと思って小樽近辺の宿を探しましたが、手頃な宿が見つからず、経路上のこちらを見つけました。以前から存在自体は知っており、機会があれば宿泊したいと思っていましたが、今回思いがけず機会に恵まれました。 施設案内で貸切プランがあることを知りしばし悩みましたが、時期的なものを考慮してもしかすると自然に貸切になるかもしれない、と思い見送り。結果は大正解で、同宿客もおらず館内を完全貸切で寛ぐことが出来ました。 民宿と謳われていて食事もなし、ということだったので、アメニティはすべて持ち込みましたが、意外に揃っており、唯一必要だったのは部屋着(寝間着)だけでした。使い捨て歯ブラシの販売などもありましたので、有料貸出でもよいので、浴衣もあるとなおよいですね。駅の宿、というロケーション上、寝台車用の浴衣の払い下げでも受けられると、趣きがあってよいかもしれません。 ご自慢の丸太風呂も趣きたっぷりで、それでいてシャワーもシャンプー・リンス、ボディソープも揃っており、快適に楽しむことが出来ました。穴倉のような雰囲気で、洞窟キャンプのようで楽しかったです。 利用させていただいたベッドルームは、ベッドルームというよりはカーペット敷きの桟敷のような寝台に、布団を敷くスタイル。寝床からホームの見える光景は、鉄チャンにはこの上なく楽しいものでした。ただ、きれいに清掃されてはいますが、カーペットの傷みは激しく清潔感を保つのは難しいと見ました。 終列車も終わり、深閑とした元駅務室のリビングで一人静かに過ごす時間は、他では味わえない、趣きのあるものでした。看板猫の「しま太郎」くんにも、大歓迎していただき、心豊かな一夜が過ごせたことに、感謝しております。 また、機会があればお世話になりたいと思います。