昭和15年4月末、太宰が友人等と四万館に逗留した様子は同行した友人である伊馬春部のエッセイ集『桜桃の記』に記されています。 その四萬館に宿泊し太宰を癒やした温泉に入れるのを楽しみにしての夫婦旅行でした。 ロビーには「大いに物議をかもした」という「太宰のヌード写真」もあり「これが当時の亀の湯か」と思いつつ(残念ながら女湯となっていましたが)温泉を楽しみました。 今回の宿泊は「別館「壺天」露天風呂付客室 ステーキ御膳」プラン。 部屋に入ると目に飛び込んで来たのは眼の前に広がる鮮やかな緑と露店風呂。素敵な景色に直ぐにでも風呂に入りたい気分にさせられました。 実際、直ぐに湯船に身を沈め、鮮やかな緑の木々と渓流の音に癒やされたのですが。 夕食はステーキをプラスして丁度良い量でした。食事の進み具合に合わせて料理を運んでくださり、美味しい食事をゆったりと楽しむことが出来ました。 旅館に着いてから思っていたのですが従業員の方々の礼儀良さと手際の良さは気持ちの良いものです。 館内にある7つの露天風呂は造りが異なり、それぞれに個性があるため楽しませて頂きました。 そうは言っても、部屋に露天風呂(掛流し)があるのは思い立ったら直ぐに入浴できる贅沢があります。 これだけの贅沢で満足な時間を過ごすことが出来たのですが料金はとてもリーズナブル。 機会があれば再度訪れたい宿です。