料理の美味しさ、原泉かけ流しの泉質。いずれも特筆すべき宿でした。舞茸や木耳、大豆など地元農産物の素材を生かした料理は、手元の品書きを眺めているだけで想像が膨らむ。海なし県での「刺し身」は、「ニジマス」。刺し身のつまのダイコンも格別でした。なめこの味噌汁もあまりにも旨く、聞くと熟成2年味噌とのこと。朝食も期待通りの美味しさで、地域の食の豊かさを感じました。
かけ流しというだけに、浴槽からは静かに湯があふれ、肩まで湯に浸かりながら手足をなでると、ツルツル。湯から出てもスベスベでした。硫黄の香りも心地よく、まさに「いい湯だな」を体感しました。
課題は脱衣所。扇風機と椅子がなく、浴衣を羽織る前に、ほてった身体を冷ましにくい。汗を流してすっきりしたところに、汗が一気に噴き出して浴衣が汗だらけになった。換気扇もあると、安心感がより出るでしょう。
この点が改善されると、予約が取りにくくなるのではと心配になるほど、料理と泉質に満足しました。気風のよい女将、料理を一生懸命説明してくれた若女将も、尾瀬の旅に一味加えてくれました。
再訪したい宿の一つです。
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