隠岐の島は観光地に売店がなく、勿論騒音を撒き散らす音楽もない。海・山共に清々しさを感じさせてくれる美しい島だった。有名な摩天崖は勿論、鬼舞展望台からの眺望(カルデラが内海として、外輪山が島々として一望)も凄かった。一級の景観でお勧めします。 さて友人5名でのグループ旅行。隠岐3泊の内、2泊でお世話になった宿の感想を記す。 1.料理 :夕朝食ともレベルが高く、私の舌では「?」と感じた品は勿論、「普通」と感じた品もない。全品格別に美味しかった。その結果、つい料理とお酒に夢中になり、満天の星空を二晩とも見逃してしまったことが心残り。時を忘れさせることがこの料理の唯一の欠点かも…(笑) 2.接客 :夕食2回と2泊目の朝食を担当して頂いた若い女性従業員の方の接客が素晴らしかった。笑顔/気配り/必要時近くにいる能力(たぶん食事や酒の進み具合を観察し、必要と予測した時はこちらに注意を向けてくれている)。「次回もこの方のサービスを受けたい」はグループ全員の共通感想だ。この方はたぶん超一流の旅館でも通用すると感じた。 3.さりげない気配り :宿全体としての居心地の良さは、たぶん何が必要か考え、更にさりげなさも織り込んで設計されたものだ(と思う)。私には風呂の水滴が落ちる音が高音で心地良く、日本庭園の水琴窟の技術が使われているのではないかと感じた。他の方はどう感じられているのか興味深い。 4.脱衣場のゴミ箱が入口付近にのみ置かれていることは、この宿の気配りレベルからすると不思議に思え、逆に気になった。これは掃除をする方には便利な位置でも、使用する側にとって便利な位置ではないのでは… 5.1泊目の朝食の給仕を担当された若い男性従業員の方には、少しだけ違和感があった。他の方と比べ接客教育を受けていないと感じられた。 一部辛口評も記したが、総合評点は文句なしに満点の5.0だ。若干の減点材料はあっても加点要素が素晴らしく、減点を帳消しにして余りある(笑)  羽衣荘の皆様へ:お世話になりありがとうございました。メンバー全員大満足の宿となりました。また訪れたいと思っています。 早朝、宿の前の防波堤防を先端まで散歩した。穏やかな湾内、山の端を少し越えただけの柔らかい朝日、鳥の声だけが聞こえ、心が洗われたひとときでした。