「言いかえる力・くらべる力・たどる力」の三つの力をステップアップさせて国語の力を向上させようと呼びかける書籍です。問題量が少ないので副読本が必要になりますが、「こくご」を無根拠なセンスで解いている人には必読書ですね。国語力の養成には、語彙・接続語の理解た習得とが必用です。これは幼少期の読書および他者とのコミュニケーションがどれだけ豊かであったかで差が生まれます。昨今のコミュニケーション不在の人間関係の中で過ごしてしまった人は、今からでも本書のような良書を意識して手にとったほうがいいと思います。
趣味と実益を兼ねて日本語教育について勉強しています。できれば日本語学校の教壇に立てればという希望も持っています。筆者のこのシリーズは、日本語学校の生徒側の実情を面白おかしく伝えてくれる好書です。学問的に正しい日本語の口語は例外が多くて教授するのが非常に難しいのだが、本書の生徒のように問題意識を持って取り組んでもらえるのは実に羨ましい。教師は砂漠よりも土に水を撒きたいものです。
大学受験の世界中では、あくまでも論拠は本文の中から求めて正答を導く解法が当然となって25年以上経過した。向山洋一氏の法則化運動の洗礼を受けた義務教育の先生方も多いはずだ。しかし小学校では、未だ無根拠・感覚・印象に頼って教科書を読んていると思われます。それが証拠に、本書のような読解の技術の手引きが高評価を得ています。本書は、文章を正しく読み解くための方法が小学生でも理解できるように書かれています。教育学部で国語を専攻しなかった先生に「こくご」を教わっているご家庭は、学習塾に飛び込むまえに是非とも本書のような書籍を読んで欲しいです。
樋口裕一氏の小論文の構造分析は、どう書くべきかが分からない受験生にとって最高の指南書です。本書は受験生にとって更に安直に「こういうテーマならばこういう論述を」と何を書くべきかまで指南してくれています。気の利く受験生ならば、このパターンを修養して自分の課題に応用させて論述することができるはずです。ボサッとしている受験生ならば暗記してでもいいからパターンを身につけること。評価が高い小論文は書けないでしょうが、不合格にはならないはずです。
前作の続編というよりも、合本したほうが良い内容です。前作で端折られたところを丁寧に補っています。スパッと会社を辞めたことで寛解できたのだなと、周辺のエピソードを読むことで理解が深まってきます。社会的にがんじがらめで辞めたくても辞められない鬱病患者からすれば理想的な展開を羨ましくも感じます。誰だって鬱を拗らせて自死なんて選択したくないですよね。
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「本当の国語力」が驚くほど伸びる本
「言いかえる力・くらべる力・たどる力」の三つの力をステップアップさせて国語の力を向上させようと呼びかける書籍です。問題量が少ないので副読本が必要になりますが、「こくご」を無根拠なセンスで解いている人には必読書ですね。国語力の養成には、語彙・接続語の理解た習得とが必用です。これは幼少期の読書および他者とのコミュニケーションがどれだけ豊かであったかで差が生まれます。昨今のコミュニケーション不在の人間関係の中で過ごしてしまった人は、今からでも本書のような良書を意識して手にとったほうがいいと思います。
月とにほんご
趣味と実益を兼ねて日本語教育について勉強しています。できれば日本語学校の教壇に立てればという希望も持っています。筆者のこのシリーズは、日本語学校の生徒側の実情を面白おかしく伝えてくれる好書です。学問的に正しい日本語の口語は例外が多くて教授するのが非常に難しいのだが、本書の生徒のように問題意識を持って取り組んでもらえるのは実に羨ましい。教師は砂漠よりも土に水を撒きたいものです。
〈中学入試〉国語の読解は「答え探しの技」で勝つ!
大学受験の世界中では、あくまでも論拠は本文の中から求めて正答を導く解法が当然となって25年以上経過した。向山洋一氏の法則化運動の洗礼を受けた義務教育の先生方も多いはずだ。しかし小学校では、未だ無根拠・感覚・印象に頼って教科書を読んていると思われます。それが証拠に、本書のような読解の技術の手引きが高評価を得ています。本書は、文章を正しく読み解くための方法が小学生でも理解できるように書かれています。教育学部で国語を専攻しなかった先生に「こくご」を教わっているご家庭は、学習塾に飛び込むまえに是非とも本書のような書籍を読んで欲しいです。
小論文これだけ! 超基礎編
樋口裕一氏の小論文の構造分析は、どう書くべきかが分からない受験生にとって最高の指南書です。本書は受験生にとって更に安直に「こういうテーマならばこういう論述を」と何を書くべきかまで指南してくれています。気の利く受験生ならば、このパターンを修養して自分の課題に応用させて論述することができるはずです。ボサッとしている受験生ならば暗記してでもいいからパターンを身につけること。評価が高い小論文は書けないでしょうが、不合格にはならないはずです。
その後のツレがうつになりまして。
前作の続編というよりも、合本したほうが良い内容です。前作で端折られたところを丁寧に補っています。スパッと会社を辞めたことで寛解できたのだなと、周辺のエピソードを読むことで理解が深まってきます。社会的にがんじがらめで辞めたくても辞められない鬱病患者からすれば理想的な展開を羨ましくも感じます。誰だって鬱を拗らせて自死なんて選択したくないですよね。