品質管理検定教科書QC検定3級

教科書と銘打っているだけあって、検定対策本ではあるが、問題は全く載っていないので、その点は注意が必要である。 ＱＣに関しては無数にある企業や研究者が様々な手法を考案したりしている分野であり、検定に関する様々な書籍は、必ずしも「検定」を作成する「出題者」の「日本規格協会」の見解に準拠しているとは限らない。そのため、別途準備した問題集やテキストを利用する際に、検定に出る場合の「用語」や「分類の仕方」「手法」などを、出題者の見解に沿って学習するために、この書籍は大変便利である。最も新しい改訂レベル表にも対応しており、時間をかけてまじめに学習しようと思うのならば、分かりやすい別の問題集やテキストと一緒に、この書籍を手元に置いておくと良い。