私たち夫婦は宿の選択に当たって場所性を重視しています。場所性とは周辺の景観、宿の造り、歴史・文化性、聞こえる音、空気感、経営者の哲学・美意識などから構成されるものですが、それらの観点からは申し分のない旅館です。 今回の旅は歴史エリア訪問を中心に中国地方を車で一周するというやや弾丸ツアー的なもので、宿泊の核心は下関の日清講和条約締結の舞台春帆楼と城崎西村屋本館でした。到着が18時30分と予定を大幅に遅れたにもかかわらず、暖かな受入れ態勢、お話しした行程が即座に客室担当にも共有されて話が弾み、タイミングよく供される会席料理の上品な盛付けや味付けを家内と共に堪能いたしました。家内によればアメニティも女性目線でほぼ満足、ただ一点大浴場の洗い場の仕切りがあれば完璧と話しておりました。 1932年の5.15事件で海軍将校の凶弾に倒れた首相犬養毅が北但地震で壊滅的打撃を受けた城崎の再建を支援し、当時からその中心的な宿であった西村屋。そのブランドに対するスタッフのロイヤルティは、引き締まった表情や所作、犬養木堂の手になる扁額のかかる朝食会場におけるインバウンド客への対応等からも感じられました。 展示室には「来客如帰(来たる客帰るがごとし)」の扁額がありましたが、これが西村屋のおもてなしの精神なのでしょう。私たち夫婦の感性にピッタリのこの宿を今後の定宿とさせていただくことを決め、来年の予約をお願いいたしました。心地の良い滞在でした。
旅館前の桟橋釣場では、息子(ルアー愛好家)の指南のお陰で思いがけず高級魚黄紋ハタを釣上げることができ、クエ三昧と合わせて造りも堪能いたしました。 家内によればコーヒーメーカーも置かれており、アメニティーも女性目線で整っている。これに加えてベッドの設備があれば最高とのことでした。賀田(かた)港の鄙びた雰囲気の中でゆったりと流れる時間を過ごすには最適な宿です。
この素材の持味が生かされた海鮮料理の数々。18皿に潮の香りと新鮮さが盛り付けられて家内共々に堪能しました。漁期の始まったウニをいただくことが目的でしたが、予想以上の食す喜びというものを感じました。さらに経営者の姿勢が素晴らしく、食材の説明、アメニティ、施設内の清潔さに加えて、おもてなしの心を随所に感じることができました。 神威岬で積丹ブルーを鑑賞し、岬の湯で水平線を眺め、幾つもの驚きと満足感溢れる滞在となりました。
ディナーの牛ホホ肉と赤ワインソースの絶妙な味わいに、基本的に野菜・魚派の家内も舌鼓を打ち、朝食のパンの美味しさと共に、これだけでも十分堪能いたしました。 また、シェフのご母堂の丹精込めたガーデニングも牡丹の花が咲き始め、薔薇の時期もこれからというお話でその時期もまた素晴らしいのではないかと拝察いたします。ミントなどのハーブやイチゴも栽培、食材にも拘っておられるのでしょう。部屋、アメニティはそれなりにという印象ですが、露天風呂の温度管理も心地よく設定されて、全体的には十分満足できる滞在となりました。
周辺の景観、宿の造り、歴史・文化性、聞こえる音、空気感、経営姿勢などから構成される場所性の観点からは申し分のない旅館です。メゾネットの客室への要望などはアンケートに回答した通りですので、ここではその他、気がついた点を記載いたします。 外国人スタッフについてですが、私ども夫婦のバトラーを務めていただいた若い男性は、きれいな日本語の使い手でしかも的確なガイダンスをされ、深く感銘いたしました。温かみの溢れる接遇は心地よいものでした。 ご出身のウズベキスタン共和国は亡父が一時期暮らしていた地であり、いずれ訪れてその足跡を辿りたいと考えておりましたが、この青年スタッフに出会って、その時期を少し早めたいものだと家内と話しております。ありがとう。
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城崎温泉 西村屋本館
私たち夫婦は宿の選択に当たって場所性を重視しています。場所性とは周辺の景観、宿の造り、歴史・文化性、聞こえる音、空気感、経営者の哲学・美意識などから構成されるものですが、それらの観点からは申し分のない旅館です。 今回の旅は歴史エリア訪問を中心に中国地方を車で一周するというやや弾丸ツアー的なもので、宿泊の核心は下関の日清講和条約締結の舞台春帆楼と城崎西村屋本館でした。到着が18時30分と予定を大幅に遅れたにもかかわらず、暖かな受入れ態勢、お話しした行程が即座に客室担当にも共有されて話が弾み、タイミングよく供される会席料理の上品な盛付けや味付けを家内と共に堪能いたしました。家内によればアメニティも女性目線でほぼ満足、ただ一点大浴場の洗い場の仕切りがあれば完璧と話しておりました。 1932年の5.15事件で海軍将校の凶弾に倒れた首相犬養毅が北但地震で壊滅的打撃を受けた城崎の再建を支援し、当時からその中心的な宿であった西村屋。そのブランドに対するスタッフのロイヤルティは、引き締まった表情や所作、犬養木堂の手になる扁額のかかる朝食会場におけるインバウンド客への対応等からも感じられました。 展示室には「来客如帰(来たる客帰るがごとし)」の扁額がありましたが、これが西村屋のおもてなしの精神なのでしょう。私たち夫婦の感性にピッタリのこの宿を今後の定宿とさせていただくことを決め、来年の予約をお願いいたしました。心地の良い滞在でした。
尾鷲シーサイドビュー
旅館前の桟橋釣場では、息子(ルアー愛好家)の指南のお陰で思いがけず高級魚黄紋ハタを釣上げることができ、クエ三昧と合わせて造りも堪能いたしました。 家内によればコーヒーメーカーも置かれており、アメニティーも女性目線で整っている。これに加えてベッドの設備があれば最高とのことでした。賀田(かた)港の鄙びた雰囲気の中でゆったりと流れる時間を過ごすには最適な宿です。
鱗晃荘
この素材の持味が生かされた海鮮料理の数々。18皿に潮の香りと新鮮さが盛り付けられて家内共々に堪能しました。漁期の始まったウニをいただくことが目的でしたが、予想以上の食す喜びというものを感じました。さらに経営者の姿勢が素晴らしく、食材の説明、アメニティ、施設内の清潔さに加えて、おもてなしの心を随所に感じることができました。 神威岬で積丹ブルーを鑑賞し、岬の湯で水平線を眺め、幾つもの驚きと満足感溢れる滞在となりました。
小さなオーベルジュ てぃんくる
ディナーの牛ホホ肉と赤ワインソースの絶妙な味わいに、基本的に野菜・魚派の家内も舌鼓を打ち、朝食のパンの美味しさと共に、これだけでも十分堪能いたしました。 また、シェフのご母堂の丹精込めたガーデニングも牡丹の花が咲き始め、薔薇の時期もこれからというお話でその時期もまた素晴らしいのではないかと拝察いたします。ミントなどのハーブやイチゴも栽培、食材にも拘っておられるのでしょう。部屋、アメニティはそれなりにという印象ですが、露天風呂の温度管理も心地よく設定されて、全体的には十分満足できる滞在となりました。
箱根・翠松園
周辺の景観、宿の造り、歴史・文化性、聞こえる音、空気感、経営姿勢などから構成される場所性の観点からは申し分のない旅館です。メゾネットの客室への要望などはアンケートに回答した通りですので、ここではその他、気がついた点を記載いたします。 外国人スタッフについてですが、私ども夫婦のバトラーを務めていただいた若い男性は、きれいな日本語の使い手でしかも的確なガイダンスをされ、深く感銘いたしました。温かみの溢れる接遇は心地よいものでした。 ご出身のウズベキスタン共和国は亡父が一時期暮らしていた地であり、いずれ訪れてその足跡を辿りたいと考えておりましたが、この青年スタッフに出会って、その時期を少し早めたいものだと家内と話しております。ありがとう。