エリザベス女王からお茶会の招待を受けたら…という想定の下、正式なアフタヌーンティーパーティーで気後れせずに堂々と振る舞える正しいマナーをわかりやすくレクチャーされている本です。 英国の正式なお茶会は、日本の茶道と同様に厳しい明確なマナーやルールがありますが、それらを、招く側と招かれる側両方の立場から、章立てて説明されています。 「ルール」というとつい身構えてしまいますが、こちらの本は読者に優しく語りかけるようマナーを指南してくれますので、とてもわかりやすく、全く堅苦しいところがありません。著者は、紅茶教室を主宰されているそうなので、あらゆる方に対して、平易な言葉でわかりやすく伝える術に長けている方なのだと思います。 文章がわかりやすいとはいえ、正式なルールが存在することは確かで、それらを厳密に踏襲して一般家庭で英国式ティーパーティーを開くのは、心構えだけでなく様々なアイテムも必要ですし、なかなか大変なことだと思います。ただ、本当の正式なマナーを知った上で、便宜上一部を省略するのか、知らないままふるまうのかでは、全く意味合いが異なりますので、正しいことや由来を知る、ということはとても大事なことだと思います。 そういった点で、こちらの本はとても良い参考書となります。 大事なことは、マナーとは思いやり、ということにつきると思います。著者が紹介されている「パーティーの後日に花束が届いた」というエピソードが心に残りました。私も思いやりをもって、正しいマナーを知った上で自然体にふるまえるようになりたいと思いました。 掲載されているカラー写真も、美しいアンティークの銀器やティーカップがあり、眼を楽しませてくれます。 優雅な英国貴族文化に思いを馳せ、楽しいお茶のひとときをより深みのある時間に導いてくれそうな一冊です。
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もしも、エリザベス女王のお茶会に招かれたら?
エリザベス女王からお茶会の招待を受けたら…という想定の下、正式なアフタヌーンティーパーティーで気後れせずに堂々と振る舞える正しいマナーをわかりやすくレクチャーされている本です。 英国の正式なお茶会は、日本の茶道と同様に厳しい明確なマナーやルールがありますが、それらを、招く側と招かれる側両方の立場から、章立てて説明されています。 「ルール」というとつい身構えてしまいますが、こちらの本は読者に優しく語りかけるようマナーを指南してくれますので、とてもわかりやすく、全く堅苦しいところがありません。著者は、紅茶教室を主宰されているそうなので、あらゆる方に対して、平易な言葉でわかりやすく伝える術に長けている方なのだと思います。 文章がわかりやすいとはいえ、正式なルールが存在することは確かで、それらを厳密に踏襲して一般家庭で英国式ティーパーティーを開くのは、心構えだけでなく様々なアイテムも必要ですし、なかなか大変なことだと思います。ただ、本当の正式なマナーを知った上で、便宜上一部を省略するのか、知らないままふるまうのかでは、全く意味合いが異なりますので、正しいことや由来を知る、ということはとても大事なことだと思います。 そういった点で、こちらの本はとても良い参考書となります。 大事なことは、マナーとは思いやり、ということにつきると思います。著者が紹介されている「パーティーの後日に花束が届いた」というエピソードが心に残りました。私も思いやりをもって、正しいマナーを知った上で自然体にふるまえるようになりたいと思いました。 掲載されているカラー写真も、美しいアンティークの銀器やティーカップがあり、眼を楽しませてくれます。 優雅な英国貴族文化に思いを馳せ、楽しいお茶のひとときをより深みのある時間に導いてくれそうな一冊です。