確かに最後の２行でミステリーに一変しました。読んでる最中の違和感は多々ありましたが、結局ネットの解説で氷解しました。 でも、そんなミステリーとしての評価だけでなく、３０代くらいの人ならばその当時の世界観と若かりし頃の未熟な恋愛とを思い出しながら、純粋に楽しめるかもしれませんよ。 通勤途中に読んでいたので、艶めかしい描写には柄にもなくどきどきしましたが・・
横山作品のｼﾘｰｽﾞものじゃない短編は、結末がちょっと辛いものが多いですが、この小説は違いました。自己再生のきっかけを作る、そんな希望を覗かせる内容が多かったです。
登場人物の個性を把握するだけで疲れてしまいました。リアリティを追求する人には向かないと思います。
中盤まで漂う不穏な雰囲気は、ミステリーとしての展開に対する想像力を十分に駆り立ててくれました。しかし、他の貫井作品と違って、終盤の展開はどんでん返しもなく、単調でした。私自身のこの作品に対して、期待する気持ちが違っていたようです。
積み木をコツコツ積み上げていくようなストーリー展開です。このような本格推理小説は、久しぶりに読みました。これまで私が読んだ中で、最も恐かったホラー小説の一冊を書いた著者の新たな一面を見た気がします。主役となる登場人物２人の掛け合いも面白く、のめり込んで読みました。続編もあるみたいなので、必ず読みたいです。
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イニシエーション・ラブ
確かに最後の２行でミステリーに一変しました。読んでる最中の違和感は多々ありましたが、結局ネットの解説で氷解しました。 でも、そんなミステリーとしての評価だけでなく、３０代くらいの人ならばその当時の世界観と若かりし頃の未熟な恋愛とを思い出しながら、純粋に楽しめるかもしれませんよ。 通勤途中に読んでいたので、艶めかしい描写には柄にもなくどきどきしましたが・・
看守眼
横山作品のｼﾘｰｽﾞものじゃない短編は、結末がちょっと辛いものが多いですが、この小説は違いました。自己再生のきっかけを作る、そんな希望を覗かせる内容が多かったです。
愚者のエンドロール
登場人物の個性を把握するだけで疲れてしまいました。リアリティを追求する人には向かないと思います。
転生
中盤まで漂う不穏な雰囲気は、ミステリーとしての展開に対する想像力を十分に駆り立ててくれました。しかし、他の貫井作品と違って、終盤の展開はどんでん返しもなく、単調でした。私自身のこの作品に対して、期待する気持ちが違っていたようです。
硝子のハンマー
積み木をコツコツ積み上げていくようなストーリー展開です。このような本格推理小説は、久しぶりに読みました。これまで私が読んだ中で、最も恐かったホラー小説の一冊を書いた著者の新たな一面を見た気がします。主役となる登場人物２人の掛け合いも面白く、のめり込んで読みました。続編もあるみたいなので、必ず読みたいです。