苦しくて切ないすべての人たちへ

二年前…安倍晋三元首相が銃撃されて死亡した事件後…ある新聞で政治と宗教の本質的な近さの記事が掲載され曹洞宗禅僧南直哉さんの記事が目に留まりました その記事をかい摘んで説明すると宗教は物事を解決するものだと捉えない方がいいと私は考えている・信じるのは構わないが頼ってはダメだ。 宗教は杖にはなってもおんぶはしてくれないものなのだ。 教えを丸呑みすれば楽になると思ってはいけない。 問題の解を全て相手に任せるのは仏教的ではない。 仏教もまた、諸行無常なのだから。 と言う文面が心に刺さり南直哉さんの本を数冊取り寄せ読んでおります とは言っても私は特別深刻な悩みや苦労を抱えているわけでも宗教に取り憑かれているわけでもありません。 お葬式でお説法をご住職から聞いたり昔から仏教は身近なものであり馴染みがあるので自然体で聞く心構えが備わっています。 数冊南直哉さんの本を読んでいますが今回取り寄せたこの本もユーモアがあり堅苦しくなく南直哉さんのお坊さんらしくない（笑）オーラを感じました。 厳しい修行を積み重ねられご住職でもあられる南直哉さんは流石の人!!(失礼な言い方かもしれませんが…)凡人に分かるように優しく噛み砕いて仏教を伝える本を提供して下さる事に感謝します。 仏教は不思議と癒されます。 良い本に巡り合いました。 自分の軸の糧にしたいと思います。