こういうお宿は、評価が難しいところです。現代的なサービスが行き届いたホテルではないですし、格安のボロホテルでもないです。新しいカテゴリーとしてとらえるべき宿です。「後世に残したい宿」とでも言ったらいいでしょうか。高級割烹店だった頃を偲ばせる佇まいや調度品、マニュアル化できない心遣いがノスタルジックで心温まるのです。バイトの高校生が、布団を敷いてくれましたが、皺一つない見事な仕事でした。雨の日でしたから玄関の靴が濡れているとわかるや、ご高齢の女将さんが一つずつ靴に新聞を破いて詰めていました。こういうのを、頼んでもないのにと気分を悪くするタイプの人には向かないのです。私には、とても快適な素敵な宿でした。また泊まりたいかと言われたら、「絶対に」と答えます。
羽田空港のアクセスを考えるならこここでしょう。特に朝一番の早いフライトのときは、手っ取り早くおにぎりの朝食を選択できますし、ゆっくり出発の方は、バイキングで食べることもできます。空港までの無料シャトルがあるので、朝は少しゆっくり準備できるのもおすすめポイントです。部屋は広くはないですが、清潔で機能的です。
これまでに様々なホテルに宿泊してきましたが、粋世は宿に泊まるためにまたそのちを訪れたいと思う数少ない宿です。こちらの宿を選択する前にいくつかのことを理解しておかなくてはいけません。 ①築90年の町屋を当時の趣を残したまま再生した宿です。防音生、断熱性は現代の建築には及びません。騒ぐようなお客さんが宿泊する宿ではないですが、足音や話し声などある程度は届きます。館内はそれなりに寒いですが、客室や共有部はしっかりと暖房されています。 ②壁なども元々の味をできるだけ残しておられるので、一部汚が見られたりしますが、これも歴代の住人が会談をのぼるときに手をついた跡だったりするので、こうしたものを人の営みの歴史として楽しめる方に向いています。 古い建物を宿として利用するために実に様々な工夫をなさっていて、宿主様から大変興味深いお話を聞くことができます。 トイレは、各部屋に最新式のウォシュレットが完備されていますが、お風呂は共用です。とはいいましても広めのユニットバスが3カ所あり、貸し切りでその都度お湯を張って利用できますので大変快適です。タオルや基本的な石けん類は提供されていますので、ビジネスホテルに劣る点はまったくありません。 共用スペースは畳の広間になっていて、コー非オーやお茶などがセルフサービスで無料提供されています。特筆すべきは、非常に希少なVictrola製の大型蓄音機の展示です。運が良ければ宿主様がSP盤をかけてくださるかもしれません。電気的アンプで大音量再生を実現する陶磁の高い技術を楽しませていただき、これだけでも宿泊した価値があったというものです。 周辺は、住宅街で、コンビニも近くはありませんが、徒歩5分ほどにあるスーパーまでの道のりは、昭和の匂いを色濃く残していて非常に良い雰囲気です。畳屋さん、豆屋さん、小さな書店やテレビ何台かの展示で手狭になる電気屋さんなどを見ながら昔を懐かしむことができる環境です。 宿主様のお人柄もあいまって、とても心に残る宿泊となりました。
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別府温泉 自家源泉かけ流しの宿 新ほり井
こういうお宿は、評価が難しいところです。現代的なサービスが行き届いたホテルではないですし、格安のボロホテルでもないです。新しいカテゴリーとしてとらえるべき宿です。「後世に残したい宿」とでも言ったらいいでしょうか。高級割烹店だった頃を偲ばせる佇まいや調度品、マニュアル化できない心遣いがノスタルジックで心温まるのです。バイトの高校生が、布団を敷いてくれましたが、皺一つない見事な仕事でした。雨の日でしたから玄関の靴が濡れているとわかるや、ご高齢の女将さんが一つずつ靴に新聞を破いて詰めていました。こういうのを、頼んでもないのにと気分を悪くするタイプの人には向かないのです。私には、とても快適な素敵な宿でした。また泊まりたいかと言われたら、「絶対に」と答えます。
東横INN羽田空港1
羽田空港のアクセスを考えるならこここでしょう。特に朝一番の早いフライトのときは、手っ取り早くおにぎりの朝食を選択できますし、ゆっくり出発の方は、バイキングで食べることもできます。空港までの無料シャトルがあるので、朝は少しゆっくり準備できるのもおすすめポイントです。部屋は広くはないですが、清潔で機能的です。
大津町家の宿 粋世
これまでに様々なホテルに宿泊してきましたが、粋世は宿に泊まるためにまたそのちを訪れたいと思う数少ない宿です。こちらの宿を選択する前にいくつかのことを理解しておかなくてはいけません。 ①築90年の町屋を当時の趣を残したまま再生した宿です。防音生、断熱性は現代の建築には及びません。騒ぐようなお客さんが宿泊する宿ではないですが、足音や話し声などある程度は届きます。館内はそれなりに寒いですが、客室や共有部はしっかりと暖房されています。 ②壁なども元々の味をできるだけ残しておられるので、一部汚が見られたりしますが、これも歴代の住人が会談をのぼるときに手をついた跡だったりするので、こうしたものを人の営みの歴史として楽しめる方に向いています。 古い建物を宿として利用するために実に様々な工夫をなさっていて、宿主様から大変興味深いお話を聞くことができます。 トイレは、各部屋に最新式のウォシュレットが完備されていますが、お風呂は共用です。とはいいましても広めのユニットバスが3カ所あり、貸し切りでその都度お湯を張って利用できますので大変快適です。タオルや基本的な石けん類は提供されていますので、ビジネスホテルに劣る点はまったくありません。 共用スペースは畳の広間になっていて、コー非オーやお茶などがセルフサービスで無料提供されています。特筆すべきは、非常に希少なVictrola製の大型蓄音機の展示です。運が良ければ宿主様がSP盤をかけてくださるかもしれません。電気的アンプで大音量再生を実現する陶磁の高い技術を楽しませていただき、これだけでも宿泊した価値があったというものです。 周辺は、住宅街で、コンビニも近くはありませんが、徒歩5分ほどにあるスーパーまでの道のりは、昭和の匂いを色濃く残していて非常に良い雰囲気です。畳屋さん、豆屋さん、小さな書店やテレビ何台かの展示で手狭になる電気屋さんなどを見ながら昔を懐かしむことができる環境です。 宿主様のお人柄もあいまって、とても心に残る宿泊となりました。