不鮮明な白黒の図版だけをもとに、ファッションの話をされても想像がつかず、 著者が熱弁を振るっても虚しいばかり。 「ヴィクトリア朝の女性たち」というタイトルですが、 一般的なヴィクトリア朝のイメージで読むと肩すかしをくらいます。 ヴィクトリア朝は1901年に終わっているにも関わらず、本書は19世紀も末期から始まるスポーツウェアの進化の話なので… 著者がこのテーマで学会に発表した論文のタイトルは、 多くが19世紀後半、19世紀末、20世紀という言葉を使っているにもかかわらず、 ぬけぬけと『ヴィクトリア調』というタイトルをつけた原書房の売らんかなの姿勢に胸が悪くなりました。 人気の「ヴィクトリア朝」というタイトルさえ付ければ何でも売れるという魂胆がミエミエで、一般読者への配慮がみじんも感じられません。 どうしてもヴィクトリア朝と名乗りたいのであれば、まずそれ以前のヴィクトリアンファッションとはどういうものかをカラー図版を使って丁寧に説明し、それがどのようにスポーツに向けて発展したかを述べるのでなければ、専門家以外にはわけが解らないでしょう。 ハードカバーの表紙ばかり厚く、薄い内容の本にこの価格、 無駄な買い物でした。
約120点の絵画がオールカラーで掲載されています。 「誘う絵」というタイトルを見て、作者の平松洋氏には既に「名画 絶世の美女 ヌード」「名画 絶世の美女 魔性」(共に新人物往来社)という著書があるので、 内容が重なるのではないかと思いましたが、それは杞憂でした。 中にはかぶっているものもありますが、膨大な作品量の中では微々たるものに過ぎず、初めて目にする作品や、作者名も多く目にしました。 平松氏ほど時代・様式を問わず、多数の作品と思想に通じている人も少ないのではないかと思います。 文庫本の域をはるかに超えた情報量に大いに満足しましたが、 この本に限らずあらゆる美術関連の書籍に希望するのは、画家の名前をカタカナだけでなくアルファベット表記でも記載してほしいということです。 日本ではあまり有名ではない画家の場合、読者がもっと作品を見たいと思ってネット検索する際に、本来の綴りを知っているということが大変重要なので、出版社の皆様には何卒よろしくお願い申し上げます。
ルドゥーテといえばバラの花を連想しますが、こちらには朝顔など他の花も合わせ11点が掲載されているのが嬉しいところです。 残念なところを挙げるとすれば、我が家のファックス機ではコピーができませんでした。 まだコピー機は試していないのですが、 コピーガード機能が付いているとしたら少し悲しいかも。 塗り絵としてはかなり高度なので、何度もやってみたいからです。
文字通りの「美術鑑賞ノート」なので、初心者向けでは全くない。 ノートだけあって、巨泉が情熱を込めて解説している絵画でも、掲載されていない物も多数ある。 文章の一行が短く、ページの上の方にかなりの余白があるのが勿体ない。 もっとみっちり書いて、その分、図版を多く大きく載せてほしい。 しかし絵画好きには共感する所も多く、結局三巻とも買ってしまった。 掲載している絵にに間違いが一つあります。 56ページの絵は、巨泉が本文53ページに書いている、(サンマルコ美術館の)一階から上る階段の下に立つと、二階の正面…にある「受胎告知」では、ございません。
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ヴィクトリア朝の女性たち
不鮮明な白黒の図版だけをもとに、ファッションの話をされても想像がつかず、 著者が熱弁を振るっても虚しいばかり。 「ヴィクトリア朝の女性たち」というタイトルですが、 一般的なヴィクトリア朝のイメージで読むと肩すかしをくらいます。 ヴィクトリア朝は1901年に終わっているにも関わらず、本書は19世紀も末期から始まるスポーツウェアの進化の話なので… 著者がこのテーマで学会に発表した論文のタイトルは、 多くが19世紀後半、19世紀末、20世紀という言葉を使っているにもかかわらず、 ぬけぬけと『ヴィクトリア調』というタイトルをつけた原書房の売らんかなの姿勢に胸が悪くなりました。 人気の「ヴィクトリア朝」というタイトルさえ付ければ何でも売れるという魂胆がミエミエで、一般読者への配慮がみじんも感じられません。 どうしてもヴィクトリア朝と名乗りたいのであれば、まずそれ以前のヴィクトリアンファッションとはどういうものかをカラー図版を使って丁寧に説明し、それがどのようにスポーツに向けて発展したかを述べるのでなければ、専門家以外にはわけが解らないでしょう。 ハードカバーの表紙ばかり厚く、薄い内容の本にこの価格、 無駄な買い物でした。
誘う絵
約120点の絵画がオールカラーで掲載されています。 「誘う絵」というタイトルを見て、作者の平松洋氏には既に「名画 絶世の美女 ヌード」「名画 絶世の美女 魔性」(共に新人物往来社)という著書があるので、 内容が重なるのではないかと思いましたが、それは杞憂でした。 中にはかぶっているものもありますが、膨大な作品量の中では微々たるものに過ぎず、初めて目にする作品や、作者名も多く目にしました。 平松氏ほど時代・様式を問わず、多数の作品と思想に通じている人も少ないのではないかと思います。 文庫本の域をはるかに超えた情報量に大いに満足しましたが、 この本に限らずあらゆる美術関連の書籍に希望するのは、画家の名前をカタカナだけでなくアルファベット表記でも記載してほしいということです。 日本ではあまり有名ではない画家の場合、読者がもっと作品を見たいと思ってネット検索する際に、本来の綴りを知っているということが大変重要なので、出版社の皆様には何卒よろしくお願い申し上げます。
大人の塗り絵 美しい花編
ルドゥーテといえばバラの花を連想しますが、こちらには朝顔など他の花も合わせ11点が掲載されているのが嬉しいところです。 残念なところを挙げるとすれば、我が家のファックス機ではコピーができませんでした。 まだコピー機は試していないのですが、 コピーガード機能が付いているとしたら少し悲しいかも。 塗り絵としてはかなり高度なので、何度もやってみたいからです。
大橋巨泉の超シロウト的美術鑑賞ノート
文字通りの「美術鑑賞ノート」なので、初心者向けでは全くない。 ノートだけあって、巨泉が情熱を込めて解説している絵画でも、掲載されていない物も多数ある。 文章の一行が短く、ページの上の方にかなりの余白があるのが勿体ない。 もっとみっちり書いて、その分、図版を多く大きく載せてほしい。 しかし絵画好きには共感する所も多く、結局三巻とも買ってしまった。 掲載している絵にに間違いが一つあります。 56ページの絵は、巨泉が本文53ページに書いている、(サンマルコ美術館の)一階から上る階段の下に立つと、二階の正面…にある「受胎告知」では、ございません。