とにかく「江戸時代」を見たい、と思い購入しました。城なら明治期の撮影であっても、被写体は江戸期のもののはず、写真で「江戸時代」をたくさん見たい! この本以前に元となる『幕末日本の城』という本は数冊出ているようで、その積み重ねの上にこの本があります。海外の博物館に収蔵された写真などもあり、値段以上の充実ぶりと感じます。撮影時期は慶應年間から明治初期いわゆる「廃城令」の頃のものが中心です。その頃だとベアトなど外国人写真家ばかりかと思っていましたが、すでに日本人写真家がこれほど活躍していたとは意外でしたし、明治初年でも写り込んだ人々の風俗には変化が表れています。新しいことを貪欲に吸収する当時の日本人らしい、と感じつつ「江戸」の城への人々の愛も窺える――見ごたえのある1冊でした。
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古写真で見る幕末の城
とにかく「江戸時代」を見たい、と思い購入しました。城なら明治期の撮影であっても、被写体は江戸期のもののはず、写真で「江戸時代」をたくさん見たい! この本以前に元となる『幕末日本の城』という本は数冊出ているようで、その積み重ねの上にこの本があります。海外の博物館に収蔵された写真などもあり、値段以上の充実ぶりと感じます。撮影時期は慶應年間から明治初期いわゆる「廃城令」の頃のものが中心です。その頃だとベアトなど外国人写真家ばかりかと思っていましたが、すでに日本人写真家がこれほど活躍していたとは意外でしたし、明治初年でも写り込んだ人々の風俗には変化が表れています。新しいことを貪欲に吸収する当時の日本人らしい、と感じつつ「江戸」の城への人々の愛も窺える――見ごたえのある1冊でした。